住宅用火災警報器Q&A

Q:住宅用火災警報器とは何ですか?

A: 火災により発生する熱や煙を感知し、ブザー音や音声で火災の発生を知らせてくれる機器です。

  消防法が改正され、平成23年6月1日からすべての戸建住宅やアパート、マンションなどに設置が義 

  務付けられました。

住宅用火災警報器普及啓発ポスター (PDF形式:2748KB )

Q:なぜ住宅用火災警報器が必要なんですか?

A: 毎年、火災による死者数は1,000人を超えています。そのうちの7割以上が住宅火災による死者で

  す。また、死亡する原因の過半数が「逃げ遅れ」によるものです。就寝中や仕切られた部屋などで

  物事に集中している時などには、火災に気づくのが遅れてしまいます。そこで、住宅内で発生した

  火災をいち早くキャッチして知らせてくれる「住宅用火災警報器」が必要なのです。

Q:なぜ寝室や階段に設置するんですか?

A:火災による死者は、就寝時間帯に多く発生しています。夜寝ている時に火災が発生すれば、"気づく

   のが遅れてしまう"ことから、就寝時間帯は昼間と比べて人命への危険性が高いといえます。こうし

   た理由から必要最小限で効果が高いと考えられる、寝室と寝室からの逃げ道となる階段に設置しま

   す。

Q:どこで購入できますか?

A: お近くのホームセンターや電気店などで購入できます。※消防署での販売はしておりません。

  なお、購入の際は、国家検定マークのついたものを選びましょう。


消防設備業の届出一覧 ※消防用設備(住宅用火災警報器を含む)の販売業者を閲覧できます。

Q:どのような種類がありますか?

A:●煙式(光電式)→ 煙を感知して火災の発生を知らせてくれます。

    早期に火災を発見できるため、特別な理由がない限り煙式を設置するのが基本です。

    設置場所 → 寝室、階段など



   ●熱式(定温式)→ 周囲温度が一定の温度に達すると火災の発生を知らせてくれます。

    大量の湯気や煙が発生するおそれがあるところに設置します。

    設置場所 → 台所、車庫など



   ●補助警報装置  → 音声以外に光や振動、文字、においで火災の発生を知らせてくれます。

    高齢者、目や耳が不自由な人へいち早く火災の発生を知らせるために設置します。

補助警報装置チラシ (PDF形式:713KB )



  ●"連動型"住宅用火災警報器 → 設置されたすべての住宅用火災警報器が連動して警報音を発しま

           す。

     無人の場所や高齢者の部屋などで出火した場合でも、他の場所にいるご家族やご近所の人が火災 

     に気づく機会が増え、早期発見につながるため推奨しています。


   

                    連動型イメージ    (出典)総務省消防庁

Q:燻煙(くんえん)式の殺虫剤を使用しても大丈夫ですか?

A: 住宅用火災警報器を取り外すか、ビニール袋で覆うなど、警報器に煙が入らないようにしてくださ

    い。(使用後は速やかに元の状態に戻してください)



このページに関するお問い合わせ

佐賀広域消防局 予防課 査察調査係

電話:0952-33-6765

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