地域ケア会議
地域ケア会議について
佐賀中部広域連合管内の地域包括支援センター(おたっしゃ本舗)では、高齢者がその人らしく暮らし続けられるように地域包括ケアシステムを深化・推進するため、地域ケア会議を行っています。会議では、個別ケースの検討を多機関・多職種で多角的視点から行うことで、高齢者のよりよい生活を支援すると同時にケアマネジャーの実践力を高めていきます。また、高齢者が抱える問題などから地域課題を把握し、行政や各分野の関係機関等で共有し改善策を考えていく会議です。
地域ケア会議の5つの柱
地域ケア会議は、以下の5つのテーマに分けて事例の整理及び課題の集約をしています。
1.認知症施策の推進
認知症になっても地域で安心して、その人らしく尊厳をもって暮らし続けるために
2.生活支援体制の整備
日常生活上の支援が必要な高齢者が、地域で安心して在宅生活を継続していくために
3.在宅医療・介護連携の推進
医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後
まで続けることができるように
4.自立支援に資する介護の推進
要支援者等が活動的で生きがいを持てる生活を営むことができるように
自立支援に資する介護の推進をテーマにした地域ケア会議では、理学療法士、作業療法士、言語聴
覚士、栄養士、歯科衛生士、薬剤師など各専門職からアドバイスをもらうことができます。
5.介護サービスの基盤整備
家族介護者の負担軽減とともに、介護が必要になっても、地域と繋がりをもち自分らしい生活を営
むことができるように
地域ケア会議の開催について
構成市町内の全ての介護支援専門員が、必要に応じて地域ケア会議での支援が受けられるようにするなど、効果的な実施に努めています。介護支援専門員の方で地域ケア会議での支援を希望される場合は、担当地区のおたっしゃ本舗にご相談ください。
また、おたっしゃ本舗から「地域ケア会議にご協力ください」と声がかかったら、是非前向きな気持ちでご協力ください。
このページに関するお問い合わせ
佐賀中部広域連合 給付課 包括支援係
電話:0952-40-1134